茨城県石岡市の神経系ストレッチ Physical well-being フィジカル ウェル ビーイング

寝違えに関する正しい処置

こんばんは

physical well-beingです

・寝違えた時の対処法について

1.安静とアイシング
寝違えて2日までは、安静にしておくことが、もっとも効果的です。激しいスポーツや重労働は禁物です。体を動かすのは極力避けましょう。
とくに痛みを強く感じる部分は、「触れないこと」「動かさないこと」です。痛みがある方向に動かして、ストレッチをした場合は、痛みはより激しくなり、完治するまでの時間が遅延してしまいます。痛くない状態を保つことが先決です。
一時的な対処法として、アイシングがあげられます。患部を冷やすことで炎症を抑えることができるでしょう。しかし、炎症がおさまった後も過度に患部を冷やし続けると、血行の促進が疎外されて回復が遅れる可能性があるので注意が必要です。

2.ツボ押し

凝り固まった筋肉をほぐすためには、ツボ押しも一定の効果が期待できます。首や肩ではなく、首の経絡につながっているツボを押すことで、血流を促進させて固まった筋肉を弛緩させることができます。
・落枕(らくちん)
・天宗(てんそう)
・後谿(こうけい)

3.ストレッチ
ストレッチで筋肉をゆっくりと伸ばせば、硬直していたのが次第にほぐれてきます。寝違えたときも筋肉が硬直しているので、ストレッチによって痛みが和らぐかもしれません。
ただし、寝違えた直後にストレッチをするのは禁物です。
痛みが治まって症状が安定してからストレッチを行うと、筋肉がほぐれるだけでなく血流も良くなって回復を促せるでしょう。できれば事前に、行っても問題ないか専門家に確認すると安心です。

・首回りのストレッチ
寝る前にストレッチをするのは、副交感神経を優位にして、筋肉を緩めるだけでなく、リラックスして眠りやすくしてくれます。寝違えが起こりやすい首回りもストレッチしましょう。
1.まっすぐ前を見据えた状態から、首を前方に傾けます。
2.顎で鎖骨を撫でるように首を回します。
3.同じように逆方向へ回します。
4.再び正面に戻ったら、首を後方と左右に傾けて、筋肉を伸ばしましょう。

・腕を使ったストレッチ
まずは腕を使ったストレッチです。先ほどの腋窩神経の圧迫を解消します。
1.力を抜いて椅子に座り、首が傷む側の腕を後ろに引いた状態から少しずつ上げ、痛みを感じる手前で止めましょう。動かすのは腕だけで、手首は力を抜いて垂らします。
その状態を20秒くらい維持し、もう一度同じ動作を繰り返します。